塗装は1日で完了するのか疑問に思われている方も多くいるでしょう。結論から伝えれば、1日で完了するのは難しいです。
その理由は、外壁塗装でも屋根塗装でも下塗り・中塗り・上塗りという工程があるためです。乾燥させる時間も必要になるので、1週間のスケジュールを見ておくと良いでしょう。
塗装頻度については、10年〜20年に1度です。しかし、先に伝えたように足場組みからはじまり、足場解体までには1週間はかかります。
外壁塗装を先に行い、数年後に屋根塗装を施す、こうした頻度で行うことは間違いではありません。しかし、足場代、塗料代、作業員の数などが、それぞれの施工時に加算されると考えると、屋根も外壁もセットで塗装するほうがお得になります。費用を抑えたいのなら、同じタイミングをおすすめします。
定期的に塗装を行わない場合にはどうなる?
屋根塗装も外壁塗装も頻度良く塗装をしないと、塗膜が劣化したままです。屋根材や外壁材が風雨や紫外線の影響を受けることになります。
そうなると屋根材や外壁材自体が傷む原因となり、欠けたり膨れたり、反りあがってしまう場合もあります。
結果的に、建材までがダメージを負ってしまいます。
メンテナンスフリーについて
外壁材としてサイディングは「半永久的」といったイメージをされている方もいます。
サイディングは、板表面に柄を形成し、塗装を施している建材です。デザイン性が高く、色や形のバリエーションもあるので、近年主流となりつつある建材でもあります。
材質は窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類です。
しかし、雨風によって劣化が生じるので、決してメンテナンスフリー建材ではありません。こちらも、10年〜20年を頻度に塗装が必要になると理解しておくようにしましょう。